Shiratama Mochimochi

白玉パフェが食べたい。

毎度のごとくさらざんまいの感想や思ったことなど。つらつらとシーンごとに思ったことを書くのも良いのですがめちゃくちゃ長くなりそうな上に同じことをなんども書く気しかしないので気になったところをピックアップする。

 

  1. 飴のメタファー

    今回燕太が冒頭から加えている飴。これ色やなめている人によってメタファーが違うのかなと考えると、すごく面白い。燕太がずっとなめている飴はピンク。一稀のモチーフカラーです。反して悠のお兄さんは紫、悠のモチーフカラー。バレンタインのお返しの飴の意味の「あなたのことが好き」という意味を捉えて考えるとそれぞれの飴の色は好きな相手、興味の矛先ってことでしょうか。あと多分悠のお兄さんはくわえタバコの意味もありますよね〜うまい表現方法だ。加えてお兄さんが燕太に飴を投げるシーンの飴の色は黄色とピンク…燕太と一稀。紫はすでにお兄さんの口の中…ということを踏まえると今後の久慈の離脱を表しているのかも。

 

 2. 一稀の燕太、久慈に対する態度

    正直八話は燕太にめちゃくちゃ感情移入して見ていたのでバイアスかかりまくりなのですが、一稀流石に燕太と悠で態度違いすぎでは。過去に犯罪に手を染めて、今現在も大麻育成、販売を金の足しにしている悠にはすごく寛容で、大粒の涙まで流して彼との別れを惜しむのに、嫉妬からかられた一度の行動で仲間を裏切った燕太には「絶交だ」と冷たく言い放ち、拳で殴り、彼がレオの銃で撃たれて一稀の身代わりに倒れた時も少しの涙しか流さない(これは突然のことで涙が流れなかったとか、そういうのかもしれないけど)。ここまで見たらああ一稀は悠に対する興味が大きいんだな、となるんだけれども一稀は彼の番号をスマホに登録していない。登録はしていないけどラインでは繋がっている…どういうことなの…最近はライン一つで電話もメールもできるので電話番号を受け取っていない、という説を個人的には推しますがそれなら悠もラインの電話機能使うよね…一稀が他人に対して興味がないのはここまででようくわかったけど(燕太のラインの既読無視、漏洩後も彼の気持ちを理解しようとしない、など)行動に対する矛盾が少し気になる。

 

 3. 燕太

    めちゃくちゃピュアでどでかいものを抱えていたんですね彼は。最初アニメを見始めた頃は彼は友愛と愛情を勘違いして受け取っているのではないのかと勘ぐっていましたが放課後リコーダーをなめている彼の行動はまさしく恋する乙女でした。これまで一貫して物語のコメディパートを担当していた彼ですが、もしこれがシリアスに描かれていたら多分しんどすぎて無理なのでコミカルに軽く描かれていてよかったです。「冗談でも嫌いなんて言えるかよ」が多分彼の精一杯の告白なんでしょうね…しんどい。EDから鳥と影が消えたことと、次回予告の葬式(?)、悠の兄の「人生は一発勝負だ。命の替え玉はないからな」のせりふから鑑みるに生き返るチャンスは少ないんでしょうか。頼む少しでもチャンスをあげてくれ…後PASH!の表紙の燕太が持っている黄色い薔薇の花言葉は「友情」「あなたを愛します」「揺らぐ思い」などなどでした。ネガティブな意味も多いそうで…本当にしんどい。

 

まだまだよくわからない部分の多いさらざんまい、せめて燕太に救いの手が差し伸べられますように…南無